お知らせ

進歩と改革2023年8月号

 

進歩と改革 2023年8月   NO.860号

目次

  • 主張 懐憲進める岸田政権、国政を主権者のものに

福岡県における議会関係ハラスメントを

根絶するための条例」が施行    福岡県議会議員・・・・・・渡辺 美穂

■国際政治の視点   細川内閣30年周年・・・・・・・・・・河辺 一郎

「2023度第一回社会民主主義セミナー」を開催して・・・・・増永 周一

“LGBT理解増進法案”はどう後退したのか・・・・・・・・・・・・村田 峻一

柏崎刈羽原発「市民検証委員会」が発足・・・・・・・・・・・・有田 純也

<乱反射>***文化・社会・政治評論・・・・・・・・・・・・藤岡 博己

日伊ファシズムの類似と相違(12) ―伊ファシズム政権樹立100年―

ヒロシマ・ナガサキピースメッセンジャー・・・・・・・・・・・青木 栄

■チーム鎌倉の<経済診断>

資本主義体制の終末期に要請されていた労働者運動・・・・・・・渡辺 好庸

日本農政の縮図―福島潟闘争を振り返る

国営福島潟干拓地の米生産調整反対闘争・・・・・・・・・・・・波多野美明

■高根英博作画・文・構成{マンガ・百年戦争物語2第19回

独ソ戦

非正規雇用フォーラム・福岡の活動を再び全国に・・・・・・・・泉野 時彦

斎藤幸平講演会に参加して   ・・・・・・・・・・・・・・・志岐 玲子

◆山崎一三「進歩と改革」論稿選集

●スポーツ時評 女子サッカーワールドカップ・・・・・・・・・・中森 稔博

[編集後記]本誌八月号から編集責任者を務めます前海満広と申します。雑誌の編集は初めてのことであり、試行錯誤、緊張しての編集となりました。親しまれる雑誌をめざしていきます。
都道府県で初めてとなる議員などに対する「ハラスメント根絶条例」が今年六月福岡県議会で可決・成立しました。渡辺美穂県議からの報告です。全国に波及していくことを期待します。熊本の増永周一さんからは「第一回社会民主主義セミナー」として講師に招いた大椿ゆう子参議院議員の講演報告。「首を切られた非正規労働者が国会へ!」。現場の生の声を活かして政治や国会の場で活動する経験を交えての報告です。河辺一郎先生からは、細川内閣発足から八月九日で三〇周年を迎える政治状況を提起されています。「九〇年代の政権交代は経験を十分に実りあるものにできず、むしろ矛盾が深まってきている」「近隣国からも日本は追い抜かれてしまっている」。本当に日本の政治の劣化は激しい。それは同時に私たち日本人として、生活者として自らの問題として考えていく問題と考えます。新潟の有田純也さんからは柏崎刈羽原発の「市民検証委員会」発足の報告。県の検証委員会に対抗するために運動サイドの市民検証委員会結成へむけた取り組み、カンパの訴えもされています。熊本の青木栄さんからは高校生平和大使の活動報告。この活動は全国に広がり注目されています。村田峻一さんからはLGBTQIA+の人権、課題の提起。新潟の波多野美明さんからは、「日本農政の縮図―福島潟闘争を振り返る国営福島潟干拓地の米生産調整反対闘争」の報告、反対闘争にかかわる思い、歴史など具体的に克明にいただきました。福岡の泉野時彦さんからは社民党が全国に呼び掛け、先んじて結成した「非正規雇用フォーラム福岡総会」の報告。「福 岡の活動を再び全国に」と呼びかけられました。福岡の志岐玲子さんからは斎藤幸平講演会に参加して、感想を交えての報告です。日伊ファシズムの類似と相違(12)藤岡博己先生、チーム鎌倉の〈経済診断〉労働者運動―「手遅れ」とも思われる今、必要な視点・渡辺好庸、スポーツ時評WBCの後は中森稔博さんより問題提起をいただきました。  (前海満広)