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進歩と改革２０２４年９月　NO.８７３号

■主張　公職選挙法改正論議　戸別訪問禁止と文書図画制限の廃止を

全国初ハラスメント防止条例施行１年を経て　福岡県議会議員　渡辺美穂

米兵強かん事件を隠蔽する警察とメディア　　浅野健一

国際政治の視点　占領地に関する勧告的意見　　河辺一郎

強化される国の関与と国民に背を向ける岸田政権　　吉岡浩司

東アジアに虹を架ける

ソウル・クィア・カルチャー・フェスティバル報告　　村田峻一

【地方議員奮闘記】　新潟県　小千谷市議会議員　　佐藤隆一

平和を願う！「高根英博作品集」プロモーションブック完成

■高根英博「マンガ・百年戦争物語１２回」

高齢化の進行に伴う家族介護者負担の増大　　村山正栄

大分分屯地における大型弾薬庫新設反対！大分市議会議員・髙野博幸

＜乱反射＞＊＊＊文化・社会・政治評論　　藤岡寛己

日伊ファシズムの類似と相違（２３）

―伊ファシズム政権樹立100年―

■「資本論全三巻読解１７」　鎌倉孝夫

■「スポーツ時評」　昭和の話をしよう　中森稔博

[編集後記」

昨年４月１日から全国初の「福岡県における議会関係ハラスメントを根絶するための条例」が施行され一年が経過しました。福岡県議会議員の渡辺美穂さんより、実際のハラスメントを防止するためには条例の中身やその運用の仕方、多くの市民の意識改革の必要性など、アンケートのデーターをもとに報告を頂きました。実践的な条例に育てていくことが課題です。
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「米兵強かん事件を隠蔽する警察とメディア」衝撃的なテーマですが、現実に起きている事件です。底なし自民党の「裏金事件」や警察組織での不祥事や隠ぺい工作、自衛隊組織での「特定秘密」の情報の取り扱い違反・不正、そして幹部によるパワーハラスメントの横行など後を絶ちません。これはひとえに自民党の腐敗政治から来ています。浅野健一さんは、「次の解散総選挙は、軍国主義化か平和主義化かを決める重大な政権選択選挙になる。自民党・公明党が大敗しても、第二自民党を名乗る維新、自民擦り寄りの国民が伸びてはならない。」と、自民・公明・維新・国民への投票を止めるよう訴えています。なんとしても次の選挙で自公政権を打倒しましょう。
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第２１３回通常国会は「裏金国会」であり、戦前回帰の「国民統制国会」でした。今国会を通して、問題点や今後の課題について吉岡浩司さんより提起を頂きました。この秋の闘いの課題となります。
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「年間約６万８０００人の高齢者が独居状態で死亡していると推計される」、という事態は猶予できない社会問題です。「少子・高齢化」問題は待ったなしの課題と、村山正栄さんは指摘します。早急な施策が必要です。
議員奮闘記、新潟県小千谷市議会議員の佐藤隆一さんより「脱炭素・アベノミクスから環境・共生社会へ！」重要なテーマです。他、常連執筆者をはじめ２名の方に提起を頂きました。
（前海）