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「進歩と改革」No.871号2024年7月号

進歩と改革 2024年7月   NO.871号

■主張 自公政権打倒、政権交代を!

日本は核兵器廃絶へのリーダーシップを発揮せよ!

2025年「大阪・関西万博」の中止を求める運動どないする

大阪の未来ネット事務局長・・馬場 徳夫

ノーモア・ミナマタ第2次訴訟―3地裁判決で明らかになったこと―

新潟水俣病共闘会議幹事長・・・高野 秀男

国際政治の視点 国際司法裁判所の暫定措置命令・・河辺 一郎

施設を出て街で暮らそう    熊本市議会議員・・村上 博

2024年問題は医療・介護現場に何をもたらすのか?・村山 正栄

定時制高校の話・・水谷 博子

高根英博「マンガ・百年戦争物語10回」 正と芳重

地方議員奮闘    福岡市議会議員 ・・池田 良子

大野城市議会議員・・・松崎 ゆり子

<乱反射>***文化・社会・政治評論・・藤岡 寛己

「資本論全3巻」読解16」・・鎌倉 孝夫

「スポーツ時評」 水色と白の紙吹雪・・中森 稔博

 

[編集後記]

国会は6月23日閉会。「自民党政治にさようなら」自公政権打倒、新しい政治の流れ創り出して行こう!
2025年4月13日から10月13日まで6カ月間にわたって開催予定される「大阪・関西万博」について、「どないする大阪の未来ネットの馬場徳夫さんより「開発一辺倒の大阪維新の政治にストップ!「中止を求める運動」報告をいただきました。万博という「巨大イベント」のもつ歴史的「差別性」や「ⅠR・カジノ」にからむ利権の問題など「大阪維新の会」の実態が読み取れます。
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ノーモア・ミナマタ第2次訴訟は、東京も含め全国4カ所の裁判所で行われています。このうち大阪、熊本、新潟の3地裁の判決が昨年秋から今春にかけて言い渡されました。3地裁で明らかになったことを新潟水俣病共闘会議幹事長高野秀男さんから詳しく報告いただきました。一日も早い救済と問題解決が求められます。
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ICJはこれまで、ジェノサイド(集団殺害)行為を防ぐ「全ての手段」を講じるよう命じていたが、今回、初めて軍事作戦の停止に踏み込んだ。河辺一郎先生からは暫定措置命令に絡むICJ問題と米大統領選について提起。大統領選が注目されます。
「施設を出て街で暮らそう」熊本市議会議員の村上博さんからは、4期目の選挙で落選し、同僚の先輩からの再度の挑戦の後押しで4期目当選。「SSW」の活動報告は議員活動として参考になることと思います。
村山正栄さんから介護保険制度に絡む連載です。世代を越えて論議していくことが必要です。
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水谷博子さんからは「定時制高校の話」と題して、実態や課題、定時制高校の必要性についての報告です。「学び」の保障、支援していく体制づくりが必要です。
議員奮闘記では福岡市議会議員の池田良子さんより、議会質問で明らかになった福岡市の現状と課題、支援強化策について、大野城市の松崎ゆり子さんからは中学校の自校式全員給食を求める活動について、それぞれ詳しく報告をいただきました。是非参考にして頂きたいと思います。
〈前海満広〉